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2023/10/10

営業のスタンスについて

茲許しきりに報道されているビッグモーターの不正や、相手の人権を無視した社員へのSNSなど、記事を読んでいるだけで虫唾が走る。

そもそも同社の経営理念には「常にお客様のニーズに合ったクオリティの高い商品・サービス・情報を提供する」とあるが、暴露された惨状は、およそこの理念に副っているとは到底思えない。原因の一つには、利益至上主義のオーナーが強圧的に社員をノルマで締め付けたことが挙げられる。

では、社員にノルマを与えずストレスのかからない職場環境を作れば、それで良いのだろうか?

最近は、銀行でも各行員にノルマを課さない所が多いのだが、先日、とある銀行融資先企業をご紹介いただける事になり、その企業の融資担当者にお会いした。彼に、どのような企業なのかヒアリングさせていただいたら、なんとその企業の商流や強みをまるで解っておられない…ノルマが無いから相手から要請が有ったら動こうかとの姿勢だ。これでは、銀行員として顧客に良い提案など出来るわけがない。

勿論、パワハラ・モラハラ等は決して許される事ではないが、だからこそ、社員一人一人が顧客の問題点やニーズをきちんと把握し、的確な提案をしていく事こそが、顧客の利益ひいては付加価値生産性を高め、経済活動が発展していくことで自社の利益も極大化するというものである。少なくとも、その緊張感は必要と思う。

板谷